生後33日目
朝九時半過ぎ、
病院の宿泊施設で食事中に
外科の先生から電話が入る。
病院10時、先生の話。
もうこれ以上出来る事がない。
と告げられる。
状態は悪く人工心肺を外したら
一時間から二時間らしい。
特別に兄弟も入室し面会出来るとのことで、
祖父母、兄弟の到着を待ってもらう。
14時半、心拍数が朝は106だったのが徐々に90代から80代へと下がっていく。
祖父母、兄弟と到着。
兄弟は、初めての面会を果たす。
15時、人工心肺を外す前に心拍が蘇生が必要なレベルになり、
各管をつけたまま、抱っこさせてもらう。
涙腺崩壊。
嗚咽が止まらない。
父方の祖母到着、抱っこさせてもらえた。
その直後、
15時7分、他界しました。
敗血症性ショック
多臓器不全
33日間の人生でした。
帰り道、抜けた秋の夕焼け空と
列車がすれ違いながら
僕らの上を走り抜けていった光景が
とても綺麗でした。
18時10分
うたのは、帰宅しました。
生後31日目、32日目
誕生から1ヶ月を迎える事が出来た。
ところが、面会に行って手を洗いながら
ベッドの方を見ると、
日曜日なのに先生が囲んでいた。
循環器内科の先生がエコーしていたようだ。
そして、先生に話をしないといけないと言われました。
お兄ちゃん達か入れないので、
交互に面会しているのだけど、
二人同時に話を聞いて欲しいと。
感染症になってしまったようだ。
おとついくらいから浮腫がまた酷く、
ECMOの取り替え以上のようだ。
既に抗生物質も投与しているのに
感染したので、抗生物質が効きにくいものの可能性があるらしい。
敗血症というらしい。
強心剤で血圧を維持しているが、
人工心肺を使用している状況での感染は、
人工心肺そのものが良いものではなく、
本来は外した方がいいが、
本人の心臓でいけるか不明
生後29日目、30日目
ECMOに凝血があるらしく、
肺部分を交換した。
その間、血流が悪くなった時間があり
うたのはまた浮腫んでいた。
交換の際に、一瞬回路断があったが、
特に影響はないとの事。
生後26日目から28日目
手術から大きく状態は変わらず
安定しています。
浮腫も少しづつ引きはじめているようです。
早くECMO離脱できるといいな
メモ
rsO2計測されておらず。
生後22日、23日、24日
ドレーン再留置の後、帰宅後に電話があり
血圧が下がり続けたので
再度人工心肺(ECMO)に載ったとの通知でした。
翌日、朝、また電話があり
手術の事で話があるとのことで病院へ。
そこで明日、ノーウッド手術をする事になりました。
それが、今日。
朝9時半から15時間の予定で、
今も手術の最中です。
ノーウッド手術、右室肺動脈シャント術に加えて、
三尖弁形成術も行うという事でした。
祈るのみです。