生後9日目、10日目
●両側肺動脈絞扼+三心房心解除術後の経過について
8/17に上記手術を頑張っていただきましたが、夕方から出現した不整脈のため同日夜にECMOを装着しました。
しかし、人工心肺装置からの血は肺にばかり流れて全身に流れにくく血圧が上昇せず全身の血の巡りが悪い状態から改善しなかったため、8/18に両側の肺動脈を更に細く縛り血流が流れにくい状況にしました。
その結果、全身への血流が確保され、全身の血の巡りが改善しました。
それでも不整脈は改善が乏しく薬物による治療を行い、現在はある程度安定しています。
三心房心自体が不整脈のリスクにもなり得るので、ECMOを外す際に心臓の負担が増すと再度不整脈が出現する可能性もあり、今後も引き続き注意が必要
手術自体によるダメージや心肺蘇生後の影響のために全身に浮腫みが出ています。
不整脈が落ち着いてECMOにより血圧が安定した状態を維持できた事で、オシッコがしっかり出てくれて体の余分な水を少しずつ減らす事ができています。
浮腫みは今のペースで改善していけば、週明け以降にECMOを外せるかどうかを検討します。
ECMOを外す際には肺に再度血を流れるようにしてその場で血流の状態を確認し、肺動脈弁狭窄や不整脈などの心臓への負担となるものが問題となるようであれば、その時点で再度ご説明させていただきます。
と、いただきました。
で、今日朝から電話